管理業務主任者との比較

ダブル合格をめざす価値が、大いにあります!

このページでは、マンション管理士の解説でよく引き合いに出される国家資格、管理業務主任者資格についてお話ししようと思います。
資格の専門学校等の情報をお調べの方はすでにお気づきかと思いますが、マンション管理士資格と管理業務主任者資格は、かならずと言っていいほどセットで紹介されています。その背景等について解説します。

管理業務主任者の資格も、マンション管理適正化推進法が制定された年(2000年)に、マンション管理士資格と同時に誕生しました。
国の急務という観点ではむしろ管理業務主任者の方が重点課題であったと思われ、国土交通省は、マンションの管理や保全を行う管理会社に、30管理組合に一人以上の割合で管理業務主任者を置くことを、当時義務付けました。

そのような背景があり、いまは原則的には管理業務主任者の在籍しないマンション管理会社は事業を行うことができません。逆に言えば、管理業務主任者も非常にニーズの高い国家資格であるということです。

管理業務主任者は、マンション管理会社の代表です。

マンションの定期修繕・長期修繕など、マンション管理士と管理業務主任者の業務には非常に共通するところが多いです。ただし、「立場」と「携わり方」がかなり異なっています。
◎マンション管理組合の助言・指導役/主に計画を担当→ マンション管理士
◎マンション管理組合での決定に基づき建物面の管理実務を遂行→ 管理業務主任者

と思っていただければまちがいありません。
マンション管理組合サイドの立ち位置にあるのがマンション管理士で、業者(マンション管理会社)を代表して、マンション管理組合に対応するのが管理業務主任者です。

ダブル合格をめざしやすい試験制度。

また、マンション管理士と管理業務主任者は、試験問題の内容も8割近くが重複しています(難易度にはかなりの開きがありますが)。どちらも四肢択一問題形式のマークシート形式です。両方を受験してダブルで合格をめざすことが充分可能であることも確かです。

別の観点も探ってみましょう。
管理業務主任者は雇用の安定を確保しやすいです。マンション管理士は基本的には独立開業型資格です。リスクもありますが、そのぶんサラリーマンにはないリターンも期待できます。

あえてこの2つの資格で比較するなら、管理業務主任者は若者向きです。なぜなら、理事さんなど年配の管理組合員に信頼されるマンション管理士になるには、相応の人生経験が必要とされる場合も多いからです。

ここで述べたいろいろな要素をよく比較検討してみてください。
きっと、管理業務主任者→将来的にマンション管理士、といったキャリアパスがひとつの理想に思えるようになるはずです。
ダブルライセンスを取得しやすい資格です。将来のことをじっくり考え、みなさんの進路の参考にしてください。

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